連合アンケート パワハラ経験50% 残業「月40時間」が限界
2018.06.04
【労働新聞 ニュース】
10代から60代の男女1200人(回答871人)を対象に連合が行ったアンケートで、2人に1人がパワハラを受けたとし、我慢できる残業時間は「月40時間以下」と答えたことが分かった。
ハラスメントの経験を複数回答で尋ねると、パワハラ437人(50.2%)、お客様や取引先からの暴言等274人(31.4%)、セクハラ116人(13.3%)などとなり、受けたことのない人は263人(30.2%)。
我慢できる残業時間は11~40時間(37.0%)、1~10時間(33.3%)、41~80時間(11.7%)と続き、給料が安いので残業代で稼ぎたいとする声は4%にとどまった。
今年の春闘時に千葉県の幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2018」の連合ブースに来場した男女から聞き取ったもので、「日頃、連合と縁のない人たちの本音が聞けた」(連合)としている。
平成30年6月4日第3163号4面 掲載