一側足場の措置強化を検討 安衛法令改正も視野に議論へ 墜落・転落防止で 労省実務者会合
2018.06.26
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、「建設業における墜落・転落防止対策の充実強化に関する実務者会合」の第1回を開催した。建設業の死亡災害の4割、死傷災害の3割をそれぞれ占める墜落・転落災害に歯止めをかけるためで、足場などに関する措置の充実強化に向けて労働安全衛生法令の改正も視野に検討を進めるという。論点(素案)では、一側(ひとかわ)足場について、「原則として本足場などと同程度の措置を求める必要があるのではないか」と問題提起。屋根・屋上・床上などでの対策に関しては、改修・解体などを行う躯体の外周に足場を設置することは可能かなどと呼び掛けている。また、足場の総合対策推進要綱が示している「より安全な措置」の位置付けも併せて議論するという。…
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平成30年7月1日第2309号 掲載