死亡災害急増 再点検求める 東京労働局
2016.05.15
【安全スタッフ ニュース】
東京労働局(渡延忠局長)は、今年に入って死亡災害が急増しているため、職場の安全管理を再点検するよう呼び掛けている。「墜落・転落」「はさまれ・巻き込まれ」が目立つ。有効な作業床の設置や安全な作業計画の作成など、基本的な安全対策が講じられていないことが原因とみている。
平成28年の管内の死亡災害はすでに17件と27年より5件も増加し、25年の倍以上となっている。建築物などからの「墜落・転落」、機械などへの「はさまれ・巻き込まれ」がそれぞれ4件とほぼ半分を占める。
平成28年5月15日第2258号 掲載