4割超で違法残業 長時間労働事業場へ監督 厚労省

2018.08.27 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 厚生労働省は、長時間労働が疑われる事業場を対象に平成29年度に実施した監督指導の結果を明らかにした。4割を超える事業場で違法な時間外労働が発覚し、是正勧告している。

 監督指導は、1カ月当たり80時間超の時間外・休日労働が疑われる事業場や過労死などの労災請求があった約2.6万事業場を対象に実施した。違法な時間外労働がみつかったのは45%に当たる1万1592事業場で、このうち、実際に月80時間超の時間外・休日労働を行わせていたのは8592事業場(74%)に上る。月200時間を超えているのも264事業場(2%)あった。

 衛生委員会の設置など健康障害防止措置を講じていない2773事業場(11%)に対しても、是正勧告書を交付した。

平成30年8月27日第3174号1面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。