荷役災害防止へ日通が事例紹介 亀戸労基署
2018.09.03
【労働新聞 ニュース】
東京・亀戸労働基準監督署(工藤滝光署長)は、陸上貨物事業の労災防止に向け、安全管理セミナーを開催した=写真。事業主など約170人が参加した。
管内の3事業場が事例を発表。日本通運㈱関東警送支店では、荷の積込み、積下ろしに伴う労災を防ぐため、車両別に安全作業手順書を作成している。スイッチの位置などが異なるためである。手順を細かく分解したうえで、イラストも加えた。
大成建設㈱東京支店の豊洲二丁目再開発作業所は、タイヤにはめ込んで固定できる親綱支柱を用意し、荷台からの転落を防止している。このほか、スロープにトラックなどを停めないよう徹底している。
平成30年9月3日第3175号5面 掲載