【今週の視点】落とし所は「最低基準」で ハラスメント条約
2018.09.10
【労働新聞 今週の視点】
批准できぬは許されず
ILOが採択をめざす「仕事の世界における暴力及びハラスメントの終焉」条約。勧告で補完された条約となる予定で、被害者や加害者の範囲に「顧客」など第三者を含む方向感が今年の総会で打ち出された。ただ、批准できない条約では意味がなく、企業の実務は無視できまい。より多くの国が遵守できる最低基準とすべきである。…
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平成30年9月10日第3176号7面 掲載