3割強で労働トラブル――厚労省が高校生バイトを調査
2016.06.08
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、高校生を対象としたアルバイトに関する意識調査結果を発表した。33%の高校生が労働条件に関する何らかのトラブルがあったと回答している。
調査対象者1854人が経験したアルバイト業種は、スーパーマーケットの23%が最多で、以下、コンビニエンスストア(15%)、牛丼店などのチェーン飲食店(7%)などと続く。
労働条件などでトラブルがあったとする割合は33%で、勤務シフトに関するものが最も多い。満18歳未満に禁止している深夜業、休日労働の違反事案もめだつ。
平成28年6月6日第3067号1面 掲載