【賃金事例】あぶらや燈千/5年間で接客マスターへ 入社時から2職種を担当
2018.09.13
【労働新聞 賃金事例】
スキル体系化し昇格要件に
旅館業を営む㈱あぶらや燈千(長野県下高井郡、湯本孝之社長)では、新人を接客関連業務全般を担える人材に育て上げるため、職務領域ごとにスキル要件を体系化し、複数職務への対応度を昇格要件とする人事制度を運用している。新卒入社した人材にはまずフロントと仲居の職務を同時に担当させ、5年程度でそれぞれの基本事項のマスターを促す仕組みだ。一方で作業単位ごとに全員の習得度合いを一覧化する「業務星取表」を活用し、柔軟なシフト編成を実現している。半期ごとの人事考課では、会社方針、改善目標、固有スキルの習得などを1つの様式で評価し、基本給の改定に結び付けている。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成30年9月17日第3177号8,9面 掲載