労働時間の把握義務に 改正安衛則へ方法定める 厚労省
2018.09.28
【安全スタッフ ニュース】
パソコン使用時間を記録
厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会は、働き方改革関連法案の施行に伴う厚生労働関係省令の整備に関する省令案要綱を妥当とした。労働者の健康確保措置の実効性を確保する観点から、労働安全衛生法の改正により労働時間の把握が義務化される部分について、タイムカードやパソコンなどの電子機器の使用時間の記録などの客観的な方法とすることを労働安全衛生規則で明確にした。また、労働時間の記録を作成し、3年間の保存を義務付ける。過重労働による医師面接では、時間外労働が月80時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる者に行う必要があるほか、月80時間を超えた労働者本人にその情報を通知しなくてはならない。厚労省は政令や省令などの制定に向け作業を進めている。…
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平成30年10月1日第2315号 掲載