【特集2】〝人手不足労災〟に対応する組織づくり 下 ―ミスを予防する「遊び方改革」―
2018.10.01
【安全スタッフ 特集】
疲れているときこそ、ありえないミスや労働災害が起きやすくなる。働き方改革では、長時間労働の削減が求められているが、たまった疲労を解消するためにも休日や業務終了後の過ごし方を見直す必要がある。今号では疲れた自分をメンテナンスするための「遊び方改革」を紹介する。積極的に身体と心に栄養を与えることで自分に余裕を持ち、労働災害の予防保全を図る。
疲れた自分のメンテナンス
人手不足は一人にかかる仕事量を増加させ、疲労による労災や時間がないことにより教育不足となり、ありえないミスによる労災などを引き起こします。
人手不足の現場での一番の働き方改革は休みの日の過ごし方や仕事終了後の過ごし方改革。いわば「遊び方改革」です(最終ページに関連記事)。疲れた自分をどのようにメンテナンスするか、まさに予防保全を自分に徹底することです。病気や労災になってからの事後保全からの脱却と最適な計画保全や予防保全的な考え方を自分自身に行うことが大切です。忙しいを理由に自分の心地良いことの追求を怠っていませんか? オン・オフモードの切り替え力がない状況では、365日体や心をフル稼働で使い続けていることになります。…
共同執筆:ランスタッド㈱ EAP総研 所長 川西 由美子
ランスタッド㈱ EAP総研 シニアコンサルタント 山越 薫
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成30年10月1日第2315号 掲載