海外子会社設立 時差活用し夜勤なくす コーソル

2018.09.28 【労働新聞 ニュース】
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 データベースの運用保守サポート事業を展開する㈱コーソル(東京都千代田区、金山俊明代表取締役)は、働き方改革を目的としてカナダのトロントに子会社を設立した。海外事業展開の足掛かりにする一方、日本との時差(冬季14時間、夏季13時間)を活用して夜勤のない勤務シフトの構築を狙う。

 新会社「コーソルカナダ」は、本社から日本人社員6人が転籍して立ち上がった。コーソルカナダは同社が請け負った日系企業のデータベースサポート事業の夜間対応を行う。

 これに伴い同社で働く社員は今後、夜勤のない働き方になる。具体的には平日9~18時に働く早番、同13時半~22時半に働く遅番、および土日対応の計3つの勤務シフトに基づいて働く。

 コーソルカナダでは、現地での人材採用および育成にも取り組む方針。長時間労働が常態化するIT業界において、働き方改革と海外進出を一気に推し進める新たな手法として注目される。

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平成30年9月24日第3178号3面 掲載
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