味の素が働き方改革で事例発表 福岡県
2018.10.09
【労働新聞 ニュース】
福岡県は、「働き方改革推進大会」を開催し、好事例の紹介と優れた取組みを実施している企業の表彰を行った=写真。
基調講演では、味の素㈱の藤江太郎常務執行役員が、「どこでもオフィス」と称するテレワークの取組みを紹介した。昨年から全社員を対象に実施しているが、今年はルールを緩和、従来利用回数の上限を週2回(月4回)までとしていたところ、週1回の出社を義務付けるのみとした。さらに、前日までの利用申請を認め、事後報告を不要と変更している。管理職には週1回の実施を義務付けたり、台風や大雪などの天候リスク時に取得促進メールを発信したりして利用機運を高めた。
優れた取組みをした企業表彰では、製造業の二瀬窯業㈱など4社と1団体が、「よか・ろう・もん表彰(雇用管理改善企業・職場表彰)」を受賞した。
平成30年10月8日第3179号3面 掲載