危険な仕事はAIに代替へ 労政審報告書
2018.10.11
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会労働政策基本部会は、AIなどの新技術に代表される技術革新の時代への課題を取りまとめた報告書を公表した。AIなどの新技術の活用により、ストレスの大きな仕事や危険な仕事などはAIなどの新技術が処理し、労働者は、例えばコミュニケーション能力が求められる仕事のスキルなど、機械では代替困難な人間に優位性があるスキルを身に付け、ディーセント・ワークに特化することを目指す視点が必要との考え方を明確にしている。
多面的な角度から、AIなどの技術革新が雇用・労働に与える影響について、業種、職種ごとに具体的に実態を把握し、継続的に検証していくべきとした。
平成30年10月15日第2316号 掲載