【今週の視点】派遣の賃金 水準上積み忘れず
2018.10.15
【労働新聞 今週の視点】
厚労省案実現ならあくまで最賃の認識を
厚労省が示した派遣労働者の賃金(案)。「SE」1566円、「プログラマー」1160円などとあり、派遣元事業者が労使協定で賃金を決める際の指標という位置付けだ。それは同時に最低賃金でもあり、同案が最終的に実現した場合、その水準を「下回らなければ良い」とする発想は慎みたい。派遣労働者の「処遇改善」が所期の目的であることを忘れてはならない。…
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平成30年10月15日第3180号7面 掲載