宿直基準の見直しを 働き方改革で要望 病院団体
2018.10.29
【労働新聞 ニュース】
日本病院会や全日本病院協会などで構成する四病院団体協議会は、医師の働き方改革に関する要望書を厚生労働省に提出した。労働基準法の宿日直の許可基準の見直しや、許可基準に適合していない病院における勤務適正化に向けた支援などを訴えた。
要望書では、医師の宿日直の許可基準が昭和20年代から見直されていないとして、現在の働き方の実態に応じた基準になるよう検討を求めた。宿日直の許可を受けられない勤務実態にある病院については、適正な労務管理・勤務体制を実現するための財政支援を行うこととした。
平成30年10月29日第3182号1面 掲載