フォーク災害防止で講習会 鶴見労基署
2018.10.29
【労働新聞 ニュース】
神奈川・鶴見労働基準監督署(鹿島俊樹署長)は、フォークリフトによる労働災害防止講習会を開催した=写真。
冒頭、鹿島署長は、「フォークリフトは、自動車などの車両としての危険性と荷役作業の危なさという二重の労災リスクが潜んでいる」と指摘した。
講演では、中央労働災害防止協会の藤原伸郎安全管理士が解説し、誘導員の待避場所を定めたり、建物の出入り口を一時停止箇所と設定したうえでカーブミラーを設置するようアドバイス。「フォークリフトの通り道を塗装して示せない場合、カラーコーンを使い可視化すると良い」とした。走行経路や誘導員の位置を図面に書き込む演習を通じ、理解を深めた。
平成30年10月29日第3182号5面 掲載