発注量の平準化で待機減 荷主協力による成功例示す 長時間労働改善へ指針 厚労省・国交省
2018.11.29
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省と国土交通省は、トラックドライバーの長時間労働改善などの具体例をまとめた「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン」を公表した。着荷主側の処理能力を考慮して、発荷主側の出荷台数を抑制し、入荷量を平準化することにより、トラックの待機時間を減らすことに成功した事例、予約受付システムを導入・活用することで、トラック運送事業者による到着時間を見越した運行計画の策定、着荷主側による庫内作業の準備が可能となり、トラックの荷待ち時間を減らすことに成功した事例などを挙げている。取組みの進め方を7つのステップで示し、13の改善事例に類型化したもの。両省は今後、積極的にガイドラインの〝横展開〟を図る方針だ。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成30年12月1日第2319号 掲載