脳心疾患に納期影響 IT産業の事案調べる 過労死白書
2018.11.28
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、平成30年版の「過労死等防止対策白書」を発表した。重点業種・職種の調査・分析結果では、教職員、IT産業、医療の3業種を新たに対象に指定し、実態の詳細を報告している。労災支給決定事案を調べたところ、IT産業の場合、脳・心臓疾患と精神障害事案の両方で、30代から40代と比較的若い世代が多く、脳・心臓疾患事案の発症に係る長時間労働の要因のトップが、「厳しい納期」であることが判明した。労働者調査でも、業務に関連するストレスや悩みの内容で最多が、「納期厳守等のプレッシャー」になっている。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成30年12月1日第2319号 掲載