地位向上めざし 会員対象を拡大 人材協・総会で方針
2016.06.23
【労働新聞 ニュース】
一般社団法人日本人材紹介事業協会(略称・人材協、渡部昭彦会長)は、平成28年度定時社員総会を東京都内で開催した=写真。28年度事業計画などを報告し、人材紹介業界の社会的な地位向上を図るため、会員企業の増加に重点的に取り組んでいく方針を示した。
総会では、27年度に立ち上げた「人材協あり方検討会」での検討結果を紹介。同業界の地位向上をめざし、今後、人材協の加盟対象の範囲や、活動領域の拡大を図るとした。インターネットを中心にサービスを提供している紹介事業者に対し、新たに入会勧誘を行う。渡部会長は、「昨今存在感を増しているネット系事業者などを含めて会員の対象を拡大し、仲間を増やしていきたい」と意気込みを語った。
平成28年6月20日第3069号2面 掲載