月412時間働かせる 納期優先の製造業送検 花巻労基署
2016.06.30
【労働新聞 ニュース】
岩手・花巻労働基準監督署(高橋友行署長)は、36協定を超える違法な時間外および休日労働を行わせたとして、工作機械を製造する業者と同社専務取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反などの疑いで盛岡地検に書類送検した。1カ月における1人当たりの総労働時間は最大約412時間に及ぶ。
同社は、平成27年10月の1カ月間、機械の組立などに従事する労働者8人に対し、36協定で定めた1日3時間、1カ月45時間の延長限度を超える違法な時間外労働をさせていた。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成28年6月27日第3070号3面 掲載