安全総点検を確認 橋梁工事安全パト 神奈川労働局
2016.07.11
【労働新聞 ニュース】
神奈川労働局(藤永芳樹局長)は、このほど橋梁工事現場の安全パトロールを行った=写真。今年度、兵庫県と大阪府で橋桁に起因する事故が続けて発生したことが背景にある。
冒頭、神奈川労働局の菊池泰文労働基準部長が、近畿の現場と同種の作業のため、安全確認を徹底するよう要請した。パトロールでは、厚労省の要請した安全総点検の実施状況を確認したほか、地盤沈下などで橋桁を支える受け台の位置が変化していないか調べた。同労働局の原田聡安全課長は「安全総点検は確実に実施できている」と講評、併せて熱中症対策にも力を入れるよう求めた。
平成28年7月11日第3072号3面 掲載