運輸業で増加顕著に 過労死の労災補償状況 厚労省調べ
2016.07.30
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、平成27年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況で、「運輸業,郵便業」「製造業」の2業種が前年度に比べて労災請求・支給決定件数ともに増加していることが分かった。「運輸業,郵便業」は、請求件数が前年度の168件から181件(13件増)に。支給決定件数は同92件から96件(4件増)になっている。「製造業」では、請求件数が同77件から109件(32件増)となり、支給決定件数も同31件から34件(3件増)となった。全体では、請求件数は前年度の763件から795件に増加したものの、支給決定件数については同277件から251件にダウンしている。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成28年8月1日第2263号 掲載