出前授業実施 雇用が財産の時代は終わる キャリア権ネット
2019.02.01
【労働新聞 ニュース】
学生・生徒へのキャリア教育に力を入れているNPO法人キャリア権推進ネットワーク(諏訪康雄理事長)は法政大学第二高等学校で、高校3年生を対象に出前授業を行った=写真。
講師を務めた法政大学大学院政策創造研究科の石山恒貴教授は、雇用形態に関係なく、プロジェクト単位で働くケースが増える可能性を示した。そのうえで、「20世紀は雇用が財産だったが、21世紀はキャリアが財産になる」と話し、キャリアの大切さを説いた。
その後のグループワークでは、生徒が好きなキャラクターや人物を紹介しながら、自分とキャラクターの類似点や相違点、重要視する価値観を考えた。職業人生において何に重きを置くかを気付かせるのが、取組みの狙いだ。
平成31年2月4日第3195号3面 掲載