就業規則比べ相違点整理を 三田労基署
2019.02.06
【労働新聞 ニュース】
東京・三田労働基準監督署(野村みどり署長)は、働き方改革関連法に関する説明会を開催した。
冒頭、野村署長は、「過労死や精神疾患などを減らすという法改正の趣旨を理解し、労基署や行政の専門機関を活用して対応を進めて欲しい」と挨拶した。
東京働き方改革推進支援センターの高橋健特定社会保険労務士(写真)が、同一労働同一賃金について解説。正規と非正規の不合理な待遇差をなくす範囲が、同一事業所ではなく、同一企業内という点を見逃してはならないと指摘した。「まずは正規・非正規の就業規則を対比し、相違点を整理したうえで、待遇差について、司法の判断にも留意しつつ、理由付けするか、改正するか判断すると良い」としている。
平成31年2月4日第3195号5面 掲載