管理職に余裕必要 精神・時間の両面で キャリア権セミナー
2019.02.13
【労働新聞 ニュース】
NPO法人キャリア権推進ネットワーク(諏訪康雄理事長)は、「多様な人材の能力を最大限に引き出す人事・キャリア政策」と題したセミナーを東京都内で開催した。法政大学経営大学院の藤村博之教授が基調講演を行っている=写真。
藤村教授は、ダイバーシティ・マネジメントの本質を「異なる意見を持つ人の言い分を聞いて、議論し、より良いものを見付けること」とした上で、管理職がプレーイングマネージャーでは実践が難しいとした。管理職に精神的、時間的余裕を持たせることが必要で、働き方改革がその手段になると話した。
平成31年2月11日第3196号2面 掲載