4週の指数4.80 8閉所めざし手法変更 日建連調査
2019.02.12
【労働新聞 ニュース】
中堅建設ゼネコンの労働組合が中心の日本建設産業職員労働組合協議会(日建協・久保田俊平議長)は1月29日、新たに開始した「4週8閉所ステップアップ運動」の第1回集計値を発表した。
昨年11月の閉所指数は土木(4.88)と建築(4.75)の平均で4.80となり、平均閉所数は5.40だった。回答したのは3947(土木1789、建築2158)作業所。
経営側の日建連が週休2日実現に向けた取組みを加速させるなか、働き手の立場で「一歩ずつ」進める狙いから現場の休息状況を正確に掴むことにした。
従来の統一土曜閉所の取組みを改めたもので、月ごと異なる土日・祝日日数を補正するのが目的。月の正確な閉所数を把握する。
平均閉所数は1カ月の総閉所数を作業所数で割り出した実数で、5日以上の閉所が多かったことが分かる。
加盟組合別にみた最高が5.74閉所、最低が3.52閉所で、取組みに濃淡がある一方、8閉所以上の作業所も2割を超えた。
平成31年2月11日第3196号4面 掲載