発注者がリスク評価指示 シールド工事の施工で提言 厚労省
2016.08.14
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省はこのほど、「シールドトンネルの施工に係る安全対策検討会」の報告書を取りまとめた。4年前に海底シールドトンネルの施工中に発生した重大災害を契機に専門家による議論を進めたもので、「発注者が元請事業者などにリスクアセスメントを求めること」などを提言している。具体的には、発注工事の契約段階で元請けなどがリスクアセスメントを実施することを設計図書や施工計画に反映させる規定を設けるという。今後、同報告書の内容に基づきガイドライ ンを策定し、発注機関や関係業界団体などに実施を求めていく。…
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平成28年8月15日第2264号 掲載