現地はすでに人材獲得戦が 埼玉・技能実習研修
2019.02.14
【労働新聞 ニュース】
埼玉県は外国人技能実習制度活用セミナーを開催し(写真)、社会福祉法人城南会の松平一貴氏が、4人の実習生を受け入れた体験を語った。
同法人は経営層の「海外人材が不可欠」との認識から、2017年の夏頃からモンゴルの日本語学校と協議を始めた。18年1月と3月には現地に赴き、面接を実施。今年1月に4人のモンゴル人実習生が来日した。
松平氏は「現地ではすでに人材獲得戦が繰り広げられている。賃金だけをみられると東京に行ってしまう。埼玉に来てもらうためには家賃や物価、住みやすさなどをアピールする必要がある」と強調した。
平成31年2月18日第3197号5面 掲載