事業承継準備は3割台に留まる 大商調べ
2019.03.01
【労働新聞 ニュース】
事業承継の準備を進めている経営者が3割台半ばに留まっていることが、大阪商工会議所が実施したアンケートで判明した。調査は昨年冬、大阪府内の代表者の年齢が60歳以上で従業員数300人以下の企業の代表者に実施したもの。1003人から回答を得た。
事業承継の準備状況を尋ねると、「これから準備する」(34.2%)と「既に準備を進めている」(35.5%)がほぼ同数で並んだ。個人事業主では、「既に準備を進めている」とする割合は20.5%にまで低下する。
承継が上手く進まなかった場合、「関係者にマイナスの影響を及ぼすと思う」とした割合は69.9%に。
平成31年3月4日第3199号3面 掲載