ドナー登録へ積立休暇利用 東邦銀行
2019.03.28
【労働新聞 ニュース】
㈱東邦銀行(福島県福島市、北村清士頭取)は、失効した年次有給休暇を定年である60歳まで最大で120日保存できる積立特別休暇制度の利用目的範囲を拡大した。新たに、骨髄バンクを通じた骨髄液提供に伴う検査や入院などに活用できるようにしている。
それ以外にも、家族の病気などによる病院への付添い、医師から病気宣告を受けた家族への寄添い、本人や配偶者の不妊治療でも利用可能とした。
制度改定の理由は、昨今のドナー登録に対する社会的要請の高まりや、近年の晩婚化に伴い不妊治療を受ける夫婦の増加とした。積立特別休暇は今まで、ボランティアや傷病、育児・介護といった目的でしか利用できなかった。
平成31年4月1日第3203号3面 掲載