作業停止権限が不十分 災害発生率高い傾向分析 鉄鋼業に自主点検 厚労省
2016.09.03
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、鉄鋼業に向けて行った安全管理活動に関する自主点検の分析結果を取りまとめた。災害発生率の高い事業場ほど「安全担当者に作業停止権限など 十分な権限を与えていない」「関係請負人の安全衛生責任者などを把握していない」「緊急事態対応マニュアルを作成していない」などの割合が高くなる傾向が 浮き彫りになった。とくに関係請負人の安全衛生責任者などを把握していないことについては、「近年、構内下請けを頻繁に変えるなどの事情が影響して作業停 止権限が不十分いる」(厚労省)とみて懸念を示した。関係業界団体に対し労働災害防止対策の徹底を要請している。…
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平成28年9月1日第2265号 掲載