【特集1】腰痛予防体操を考案 実演ビデオ作り現場へ普及 簡単な動きで柔軟性高める 東電同窓電気㈱

2019.04.25 【安全スタッフ 特集】
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 総合電気設備業の東電同窓電気㈱(本社=横浜市、従業員297人)は、従業員の腰痛予防のためにオリジナル体操を考案し、実演ビデオを作って社内での普及を進めている。専門家と協働で作成した体操は、肩や腰の筋肉をほぐす動作や全身を伸ばす運動、相撲のつっぱりのような動きなど全9項目。現場で短時間に無理なく行うことができ、従業員の腰痛予防意識向上につながっている。

現業社員の約6割に腰痛の心配が

 電力インフラの送電・変電・配電設備の工事やメンテナンス、オフィスや工場などの電気設備工事を行う同社。社員の多くは技術者で、現場での電気工事作業に携わる。働く人の安全と健康確保を企業経営の基本に置き、これまでさまざまな安全衛生施策を展開してきた。

 腰痛予防の取組みは、5年ほど前に現業社員を対象に実施したアンケートで、57%が「腰痛を持っている」と答えたことをきっかけに始めた。会社として何か予防の手助けはできないかと考え、地域の健康づくり団体に協力を仰ぎ、健康運動指導士などと協働で腰痛予防体操を考案することとなった。

 オリジナルの腰痛予防体操は9項目の動き()で、…

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2019年5月1日第2329号 掲載
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