【賃金事例】三井住友海上/原則3年単位で転居転勤 限定総合職へ新コース
2019.04.25
【労働新聞 賃金事例】
再雇用賃金の大幅改善も
三井住友海上火災保険㈱(東京都千代田区、原典之社長)は、勤務地限定の総合職社員を対象とし、周辺エリアの範囲内に限って転居転勤を行うワイドエリアコースを導入した。他地域・他部門の業務を経験する機会をつくるのが狙いで、原則3年単位で転居を伴う拠点に赴任し、次回の異動ではいったん自宅通勤可能な職場に戻るというサイクルで運用する。転居先赴任時には給与・賞与に20%加算し、自宅通勤時にも5%加算する。同時に定年後再雇用者の処遇体系を見直し、水準を大きく改善した。定額だった月例給は、行動評価により昇降給を行う体系に変更した。上位職にはさらに、担当業務に応じて月2万~15万円を支給する職務加算の仕組みも採り入れた。本人の同意次第で転居転勤も可能とし、適用者には月15万円を上乗せ支給する。…
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令和元年5月6日第3207号8,9面 掲載