労働争議が過去最少に 6年連続で前年度減 厚労省集計
2016.09.14
【労働新聞 ニュース】
労働争議件数が6年連続減少へ。厚生労働省の平成27年労働争議統計調査で分かったもので、総争議件数は425件(前年495件)となり、比較可能な昭和32年以降最少となった。
総争議のうち争議行為を伴う争議は86件(同80件)、行為参加人数は2万3286人(同2万7919人)だった。半日以上の同盟罷業件数は39件(同27件)で、行為参加人数1万2916人(同1万4989人)、労働損失日数1万4606日(同1万9932日)となっている。
同年中に解決した労働争議は361件(同435件)に。総争議件数の85%を占めた。
平成28年9月12日第3080号1面 掲載