墜落制止用具を確認 画像活用して労災減少へ AI関連展示会
2019.05.17
【労働新聞 ニュース】
最新のAI(人工知能)技術やビッグデータなどに関する商品・サービスを集めた展示会(主催・リードエグジビションジャパン㈱)が5月8~10日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。画像解析やディープラーニング(深層学習)などを取り扱う約550社が出展している。
AIを安全管理に応用したサービスに熱い視線が集まった=写真。高所作業前の墜落制止用器具点検に画像解析システムを活用したもので、必要な装備が適切に身に着けられているかが瞬時に分かる。労働災害防止に役立つシステムだ。
4月に働き方改革関連法が施行された影響で、労務管理に関する技術への関心度も高い。管理職が一目で部下の残業時間などを把握でき、勤怠管理を効率良く行えるサービスを提供する企業のブースには、多くの人が集まっていた。
令和元年5月20日第3209号3面 掲載