キャリア形成支援 非正規労働者へ集合研修を実施 川相商事
2016.09.16
【労働新聞 ニュース】
製造、物流系の総合人材サービス業の川相商事㈱(大阪府門真市、川相政幸代表取締役、330人)では、今年8月から派遣、請負として働く有期雇用労働者を対象とした集合研修をスタートした=写真。昨年9月に改正された労働者派遣法に基づくキャリアップ教育の一環だ。
研修は1回8時間で、技術系(ねじ・工具・IEの基礎、安全衛生など)と、働き方(健康、生活管理など)の2科目を学ぶ。
11月にかけ同じ内容の研修を断続的に開き、多くの労働者が受講できるようにする。参加できなかった労働者向けに、Eラーニングによる受講環境も整える方針。
同社では、有期雇用労働者の無期雇用化に以前から尽力しており、レベルの高い様ざまな研修活動を行っている。今回の集合研修は、上位研修の入口と位置付けており、正社員へのステップアップにつながるとした。
平成28年9月12日第3080号2面 掲載