“コスモス”に中小版 認定費用は半額程度 建災防

2019.06.04 【労働新聞 ニュース】
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 建設業労働災害防止協会(錢高一善会長)は、コンパクトコスモスを開発した。同協会では、ISO45001に対応した建設業労働安全衛生マネジメントシステム(ニューコスモス)の普及促進を図っているが、コンパクトコスモスは労働者50人未満程度の中小規模建設事業場を対象としたのが特徴。

 基本的にはニューコスモスと同じだが、一部簡便化により、システム運用の負担を軽減、導入しやすくなっている。社長のリーダーシップが強く労働者が少ないこともあって意思疎通が図りやすい事業場のほか、本社の管理部署のスタッフが足りない、安全衛生担当者が配置されていても兼務となっている場合が多いといった事業場を対象とした。

 認定に要する費用は「半額程度で進めていきたい」(建災防)としており、コスト面でも普及を後押しする。今年10月から認定の受付を開始する予定。

令和元年6月3日第3211号2面 掲載
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