【賃金事例】JR貨物/基準到達後は定昇6割に 3職群、4等級へ再編
2019.06.06
【労働新聞 賃金事例】
管理者処遇強化し挑戦促す
日本貨物鉄道㈱(東京都渋谷区、真貝康一社長)は今年4月、年功要素の強かった一般社員層の制度を抜本的に見直し、役割に応じて3つの職群、4つの等級で処遇する新制度を導入した。固定的だった定期昇給制度を改め、等級別の基準額に達した以降は昇給を6割に抑える基本給体系を採用している。一方で55歳以降の低減措置を撤廃し、定年60歳まで昇給し続けられる仕組みとした。諸手当の改廃も含め、助役などの管理者の処遇を大きく改善することにより、若手のキャリアアップを促す環境を整えている。…
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令和元年6月10日第3212号8,9面 掲載