体重測定により「健康経営」促進 横浜南労基署
2016.10.07
【労働新聞 ニュース】
神奈川・横浜南労働基準監督署(酒井康之署長)は、横浜市と共催で、労働衛生週間に向けた「よこはま健康づくりアクション講演会」を開催した(写真)。
冒頭、酒井署長は、「職場全員で健康増進に取り組むという姿勢が大切」と挨拶した。
続いて、東京大学政策ビジョン研究センターの古井祐司特任助教が、企業の健康経営について講演、労働者の健康維持に投資することで生産性が向上すると説明した。陸運貨物業の会社で点呼時に体重計に乗るようにしたところ、階段を使用する機会が増えるなど労働者の健康意識が向上し欠勤者も減少したという。日々行う業務で意識付けを行うと継続しやすいとアドバイスした。
平成28年9月26日第3082号3面 掲載