錆止め剤に引火 死亡災害で送検 静岡労基署
2019.06.20
【労働新聞 ニュース】
静岡労働基準監督署(土屋洋署長)は溶接作業をしていた労働者が火傷により死亡した労働災害で、㈱ケイズコーポレーション(静岡県静岡市)と同社の職長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで静岡地検に書類送検した。
同社は船舶の製造・修理などを営んでいる。労災は平成30年10月11日に静岡市内の工場で起きた。工場内では輸送用のタンカーを新造していた。71歳の労働者が溶接作業に従事していたところ、近くにあった錆止め剤の缶が倒れ、アークが引火し、作業着に燃え移った。労働者は救急搬送されたが同年11月30日に火傷により死亡した。
同労基署は「錆止め剤を近くに置いていたことが原因。溶接後にすぐ塗れるよう、近くに置いていたのだろう」と話している。
【令和元年6月6日送検】
令和元年6月24日第3214号5面 掲載