心筋炎は長時間労働に起因 免疫力低下認める 大阪地裁
2019.06.20
【労働新聞 ニュース】
1年に亘り月250時間残業
大阪府内のフレンチレストランで働いていた調理師がウイルス感染に起因する急性心筋炎で死亡したのは過重労働が原因であると、調理師の妻が労災保険不支給処分の取消しを求めた訴訟で、大阪地方裁判所(内藤裕之裁判長)は、原告の主張を認める判決を下した。労災認定に携わった医師の証言や各種研究結果から、長時間労働による過労の蓄積と免疫力低下を認めている。発症前1年間にわたって毎月250時間の時間外労働があったとして、業務起因性を認定した。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和元年6月24日第3214号4面 掲載