規制逃れの〝一人親方化〟懸念 実効性ある対策検討へ 国交省
2019.07.09
【安全スタッフ ニュース】
社保未加入企業排除で
国土交通省は、専門工事業者で「社員の一人親方化」を進める動きが懸念されるとして、実態把握のための調査と実効性ある対策の検討をスタートさせた。社会保険未加入企業の建設業許可更新を認めない措置の導入で、規制逃れを目的とした動きが広がっているとみるもの。並行して社保加入や処遇改善に取り組む専門工事企業の積極評価も進める方針。「一人親方化」は、法定福利費などの負担を回避するために、非雇用化したうえで偽装請負状態で働かせるもの。建設業関連の団体などから心配の声が挙がっていた。…
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2019年7月15日第2334号 掲載