社福施設向けの災防講習会開く 新宿労基署
2019.07.16
【労働新聞 ニュース】
東京・新宿労働基準監督署(金田文人署長)は、社会福祉施設労働災害防止講習会を開催した。冒頭、金田署長は「動作の反動による腰痛と転倒災害で災害の4分3を占める。対策を講じて職場から災害を減らしてほしい」と挨拶した(写真)。
講習会では、中災防健康快適推進部研修支援センター支援課の山口英郎課長補佐が介護職場での腰痛予防対策を解説。「床からの持ち上げは、腰に大きな負担となる」「風呂場は床が滑りやすいので、バランスを崩して腰を痛めることがある」など注意が必要な作業姿勢について指導した。
令和元年7月15日第3217号5面 掲載