通勤手当 4分の1が支給基準に差異 同一賃金で自主点検 岩手労働局
2019.07.23
【労働新聞 ニュース】
改正法対応の遅れを懸念
岩手県内の大企業の4分の1で、正社員と非正規社員の通勤手当の支給基準が異なっていることが、岩手労働局(小鹿昌也局長)が求めた自主点検により分かった。来年4月(中小企業は再来年4月)施行の同一労働同一賃金規定に基づくガイドラインは、正社員と同一の支給を求めているため、不合理と判断される可能性がある。改正法対応の進捗状況をみても、2割が「対応が未定」と回答しており、対策の遅れが懸念される。同労働局は7月に5会場で7回説明会を開催するなどし、周知・啓発を強化していくとしている。…
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令和元年7月22日第3218号5面 掲載