サポーター企業集い腰痛防止へ 佐賀労働局

2019.07.30 【労働新聞 ニュース】
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 佐賀労働局(菊池泰文局長)は、新たに「転倒・腰痛防止令和プロジェクトSAGA」をスタートさせた。

 同プロジェクトでは、同労働局管内の事業所を対象に転倒・腰痛防止サポーター企業を募集している。賛同企業には、企業名を公表するほか、メールなどで同労働局が収集した好事例を発信していく。企業の取組み事例も募集するとした。

 また、腰痛防止に向け、仕事始めや作業の合間にわずか3秒間で行える「これだけ体操」を作成、朝礼での習慣化などをサポーター企業に呼び掛けていく。転倒防止関係では、リーフレットを作り、作業に適した靴の着用と靴底の点検を求めている。

 同プロジェクトは、地域全体で災害予防の機運を高めていくことが目的。平成30年の労災発生状況をみると、転倒災害が299人と対前年比26%増、腰痛災害を含む動作の反動・無理な動作が199人で9%増と増加傾向にある。

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令和元年8月5日第3219号4面 掲載
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