平成30年定期監督 健診未実施の違反が最多に 山形労働局

2019.07.29 【労働新聞 ニュース】
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 山形労働局(河西直人局長)は平成30年に同県内の労働基準監督署が実施した定期監督実施状況をまとめた。監督指導をした2058事業場のうち1535事業場(74.6%)で労働基準関係法令違反が認められている。

 違反事項は健康診断が481件(違反率23.4%)で最も多く、安全基準が451件(同21.9%)、労働時間が401件(同19.5%)、割増賃金が322件(同15.6%)と続いた。

 行政処分の状況をみると、危険性の高さから77件には機械・設備の使用停止を命じた。とくに悪質な10件の違反は書類送検している。

令和元年8月5日第3219号5面 掲載
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