【フォーカス】デサント/販売職正社員登用制度 2日間の試験で技能確認 無期転換ルール考慮
2019.07.25
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
「育成の一環」と位置付け
㈱デサント(大阪府大阪市、小関秀一代表取締役社長、3527人)は2016年、販売職契約社員を対象に雇用形態を変更し、正社員として無期雇用する「販売職正社員登用制度」を導入した。採用力、企業イメージの強化で優秀な人材を確保し、定着率の向上を図りたい考え。導入前に職能基準を見直し、4等級を設け、技能や実績に基づく処遇を浸透させた。登用試験では、各店舗で店長と希望する本人が話し合い、販売の技能や知識を確認する機会を設けた。面接や1日半の研修を課す試験を「育成の一環」と位置付け、キャリア形成のステップとする。…
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令和元年8月5日第3219号15面 掲載