教育の履歴記録を 産廃業者に講習会 江戸川労基署
2016.10.18
【労働新聞 ニュース】
東京・江戸川労働基準監督署(藤本逸子署長)は、産業廃棄物処理業者に対し、労働災害防止講習会を実施した(写真)。
吉田貴則副署長は、入職間もない時期に労働災害に遭うケースが少なくないと指摘。また、挨拶と整理整頓がしっかりしている事業場は、安全管理もできていることが多いとして、基礎的な体制を見直すようアドバイスした。
次いで、高橋英雄第二方面主任監督官が、「まずは紙1枚の簡単なものでもいいので」として、経営トップが安全衛生基本方針の表明をするよう求めた。安全教育の漏れを防ぐため、誰にどの教育を実施したか記録することを勧めている。
平成28年10月17日第3084号3面 掲載