シンポジウムを初めて共同開催 UA・JEC
2019.08.27
【労働新聞 ニュース】
UAゼンセン(松浦昭彦会長)と化学エネルギー関連企業の労働組合で構成するJEC連合(酒向清会長)は、化学産業シンポジウムを初めて共同開催した(写真)。これまでは、JEC連合がオブザーバーとしてかかわるなどの関係に留まっていた。
冒頭、酒向会長は「化学産業において環境問題は避けられない課題。技術革新などを通じて課題を解決、成長につなげる必要がある」と挨拶した。
中部大学総合工学研究所の武田邦彦特任教授が基調講演をしたほか、一般社団法人日本化学工業協会の牧野英顯常務理事は、「温室効果ガスは製品の製造段階だけでなく、使用時の排出量も多い。製品のライフサイクルを考え、産業が総力を結集し解決をめざす協働体制の構築が不可欠」とした。
令和元年8月26日第3222号4面 掲載