【賃金事例】飯田信用金庫/管理職ポストへ抜擢可能に 中級職までダブルラダー
2019.09.05
【労働新聞 賃金事例】
「範囲給+洗替給」で処遇
飯田信用金庫(長野県飯田市、小池貞志理事長)は今年6月、一般職員の上位層にダブルラダー型の制度を適用した。人基準の「貢献資格」と仕事基準の「役割等級」という2つの格付けに分離する仕組みにより、管理職レベルの役職への抜擢登用も可能にしている。まずは上位の役職を任せ、一定の成果を収めた場合に管理職層へ昇格させるルールを確立した。処遇面では、範囲給と洗替給を組み合わせる基本給体系によって、役割の大きさとその達成度の評価に応じてメリハリを利かせる。他の一般職員に対しては従来の複線型を廃止し、計4階層の能力等級へと一本化している。…
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令和元年9月9日第3224号8,9面 掲載